ナノ カーボン 鉛筆
三菱鉛筆はリチウムイオン2次電池の導電助剤向けに、高濃度かつ低粘度で導電性の高いカーボンナノチューブ(CNT)分散液を開発した。 凝集力の強いCNTをペンのインク開発で培った顔料分散技術でほぐし、分散させた。 電池の高容量化につながる製品として、車載向け電池や蓄電池での採用を目指す。 三菱鉛筆が造った分散液 (出所:日経クロステック) [画像のクリックで拡大表示] 「nano
筆記具開発で培った顔料分散技術を駆使し、リチウムイオン2次電池(LiB)電極向けのカーボンナノチューブ(CNT)分散液を開発した。 2023年までに初採用を目指す。 電極向け分散液は異業種からの参入が相次ぐなど、LiB関連では最も注目を集める材料の一つ。 「高濃度+低電気抵抗+低粘度」の特徴に加え、大量供給が可能な体制を前面に打ち出すことで、本格的な事業化へとつなげる。 少量の使用でも電池特性が向上することから、業界で求められる電池コストの低減を下支えしていく。 続きは本紙で 記事・取材テーマに対するご意見はこちら PDF版のご案内 先端材料・部材の最新記事 もっと見る OPSWAT、サイバーセキュリティー対策提 2/9 日東紡、次世代誘電ガラス量産 郡山に新設備 2/8
カーボンナノチューブ (CNT)の発見から7日で25周年を迎えた。 CNTは日本で発見され、国が実用化に向け、継続的に技術開発を支えてきた。 この四半世紀でCNTの物性が明らかになり、量産法が確立し、CNTの応用製品が開発された。 だがまだ道半ば。 これから産業化のステージに入る。 炭素繊維のように日本を代表する材料に育つか注目される。 理想的なCNTは鉄鋼の20倍の強度で、重さはアルミの半分。 銅の1000倍の電流を流せ、熱は銅の5倍以上伝わりやすい。 名城大学の飯島澄男終身教授(当時 NEC 主席研究員)が発見し、1991年の11月7日号の英科学雑誌「ネイチャー」に掲載された。 飯島教授は「まず半導体回路や薄型ディスプレーなどへの応用研究が盛り上がった」と振り返る。
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