眼窩 神経
眼神経 ( V1 : 三叉神経第1枝) 5枝が前頭部、角膜、上眼瞼、眼窩および前頭洞の知覚に携わっています。 上眼窩裂 を通って頭蓋から出ます。 上顎神経 ( V2 : 三叉神経第2枝) 下眼瞼、上口唇、上顎洞、鼻腔、軟および硬口蓋など、顔面中央に多くの分枝を出しています。 下顎神経 ( V3 :三叉神経第3枝) 下顎と口唇を含む顔面下部および側頭部に分布します。 下歯槽神経 切歯枝とオトガイ枝に分かれます。 オトガイ神経はオトガイ孔を通って、オトガイおよび下口唇に分布します。 ランドマーク 眼窩上孔、眼窩下孔およびオトガイ孔は瞳孔の内側に一列に位置しています。
骨折 眼窩の骨折 顔面への強い打撃により、眼窩(がんか)(眼球、筋肉、神経、血管、そして涙を排出する器官を含む骨で囲まれた空間)を構成する骨が折れることがあります。 ( 眼のけがの概要も参照のこと。) 痛みと腫れが生じ、複視または視力低下が起こることがあります。
眼窩の中には、筋肉、神経、血管、そして涙を分泌し排出する器官もあります。 眼窩はいくつかの骨が組み合わされて形作られた空間で、洋ナシのような形をしています。 眼 め の 内部 ないぶ の 構造 こうぞう 眼球の表面には、 強膜 という比較的硬く白い組織(いわゆる白眼)があります。 眼の正面付近(まぶたに保護されている部分)で、強膜は薄く透明な膜( 結膜 )に覆われており、結膜は角膜の縁まで延びています。 結膜は、眼球だけでなく、まぶたの裏側の湿潤した部分も覆っています。 光は、 角膜 を通過して眼球の中に入ってきます。 角膜は、虹彩と瞳孔の前にある透明なドーム状の構造物です。 角膜には眼球の表面を保護する働きと、眼球の裏側にある網膜の上に光が像を結ぶのを助ける働きがあります。
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