集合 マーク
「要素」は、それ以上分割できない単位の「もの」です。 集合を考えるときは、まず最初に 全体集合 を定義します。 また、その中に含まれる個々の集合を 部分集合 と呼びます。 全体集合は、英語で "Universal set" というのでアルファベットの U で表すことが多く、部分集合は A, B, C, ⋯ など任意のアルファベットで表現します。 例えば、全体集合 U を「乗り物」とすると、乗用車、トラック、飛行機・・・といった要素が含まれます。 「乗り物」の中でも、乗用車は集合 A 「地上を走る乗り物」、ボートは集合 C 「水上を動く乗り物」というように、個々の要素はそれぞれ部分集合に属しています。
範囲を限定するとき 「 0 より大きい」とか「 0 以上の」といった指定を整数の集合や実数の集合につけたいときは右下添字で簡易的に書かれることがある。 + がついている場合は個数により 0 が含まれるかどうか変わるので注意する。 また、「より大きい」は大なり(>)を用いるからよいが
「5以下の自然数」のように範囲が明確に定まっていることが重要です。 集合を構成している1つ1つ(上記の場合は1、2、3、4、5)のことを要素または元(げん)と言います。 aが集合Aの要素であるとき「aは集合Aに属する」と言い、a∈Aと表すことができます。 a∈Aの読み方は「aは集合Aに属する」で問題ありません。 また、「bが集合Aの要素でない」ことはb∉Aで表すことができます。 有限個の要素からなる集合は有限集合と呼ばれ、無限に多くの要素からなる集合は無限集合と呼ばれています。 先ほどご紹介した「5以下の自然数の集合」は要素が有限なので有限集合です。 一方で、例えば「5以上の自然数からなる集合」は要素が無限にあるので無限集合となります。 スポンサーリンク 集合の表現方法
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