楽譜 歴史
作曲と演奏が次第に分業化した時代にあたる (pp. 241 - 242) 19世紀~現代にかけて ・・・ 最近150年~200年にかけて楽譜の位置が次第に絶対化 (p. 241) 近年(ごく最近) ・・・ 楽譜の位置の絶対化への反動として、前衛音楽などにおいてはわざと不正確な記譜を行う例も現れるようになった (p. 241) 「ごく最近」といっても、古楽の時代からみたごく最近なので、どれくらいなんでしょう、ここ50年くらいになるのでしょうか。 もうちょっと70年くらいでしょうか。 ちょっと今、調べる手段がないので確かなことが言えませんが。 えー、こうやって楽譜の簡単な歴史の説明を受けると、楽譜の絶対的地位が強まるに従って、音楽行為がむしろちょっと不健全になっているのではないか?
簡単な楽譜印刷の歴史を年表にして紹介する(Table1). 最初に楽譜に譜線を使用したのはネウマ譜で(13世紀 以降),宗教音楽の楽譜が主に手書きで製作されていた. 1498年に到り,Ottaviano dei Petrucciは五線・音符・歌 詞と3回凸版印刷を繰り返して楽譜を製作した4).さらに, Pierre Haultinは1525年五線と音符とを組合せた楽譜用 活字注1)を発明した(以降,「初期楽譜用活字」と呼称する).
もっとも普及していたのが「書字板」を意味するラテン語に由来する「タブラチュア」という、暗号みたいな文字譜と呼ばれる記譜方式の一種でした(「現存最古の楽譜」はエジプトで出土した「オクシリンコス・パピルス」に記された3世紀後半の独唱聖歌「三位一体の聖歌」の断片と言われ、これもギリシャ記譜法という古い文字譜で書かれています)。 とくにドイツでは「オルガン・タブラチュア」がさかんに使われており、中部ドイツのハレで教会オルガン奏者をつとめていたザムエル・シャイトはそれに代わる近代的な五線譜で書いた3巻からなるオルガン曲集を出版したさい、そのタイトルをわざわざ『新譜表[ Taburatura nova ]』と名付けたほど。
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