錦 帯 橋 と は
世界でもめずらしい木のアーチ構造を持つ錦帯橋。 この錦帯橋を後世に残すとともにその美しさを知ってもらうために当サイトでは歴史・技術を主に紹介しています。
【名前の由来】 創建当時は「錦帯橋」という名は付いていなかった 「大橋」と呼ばれることが多く、吉川広嘉が幕府から名前の記載を求められた際にも「岩国大橋」と書いたと言われています。 他にも「凌雲橋 (りょううんばし)」、「五竜橋 (ごりゅうばし)」、「帯雲橋 (たいうんばし)」、「算盤橋 (そろばんばし)」など、複数の呼び名がありました。 「錦帯橋」という呼び名が広まったのは、安永年間 (1772~1780)頃で、公式名称に認定されたのは、明治維新後のことです。 「錦帯橋」の名前が初めて登場した史料は、宝永3年(1706)、岩国の儒学者、宇都宮遯菴 (うつのみやとんあん)による「極楽寺亭子記 (ごくらくじていしき)」。
概要 日本を代表する木造橋 1673年、岩国第三代藩主の吉川広嘉が錦帯橋を架けましたが、残念ながらすぐに流失しました。 しかし改良を加えて翌年再建された錦帯橋は、1950年9月にキジア台風による洪水で流失するまで276年の間、架替えを繰り返しながら威容を保ちました。 流失後、鉄筋コンクリートで再建という意見もありましたが、市民の強い要望により、1953年に再度、木造の錦帯橋として再建されました。 平成13年度(2001)から平成15年度(2004)にかけて、劣化した木造部分を架け替える「平成の架替事業」を行い2004年3月、装いを新たに完成し、訪れる人を魅了し続けています。 四季折々の景観
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