クランク 芯 出し
とまあ、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、これが「芯出す蔵」です。 真ん中のVバンク部分でのベアリング点支持計測と、両側のテーパーアタッチメントでクランクを空中に支持した状態での両端計測が行えるという、画期的な製品ですね。 普通は「両端支持計測」が行える機械ですと、無茶苦茶に高価だったりしますからね~ …実はこれの基本設計者は私なんですが、長年の夢と使い勝手を全て盛り込んで作成して頂いた神職人の山田さんには感謝ですよ~ (ちなみに現在はVバンク支持部分固定部が長穴仕様になっている上、テーパーアタッチメントを工具要らずで開閉出来る様に進化しております) と、宣伝を終えた所で (爆 そろそろ本題に入りますが…まず最初に、 クランクの「ブレ」とは何か をご説明致しましょう。
チューナーや職人によってクランク軸の芯出し作業の方法は異なるが、基本的にはクランクシャフトの左右のベアリング部を専用台に載せ、クランク軸の先端部分にダイヤルゲージの計測部分を固定。 コンロッド部を上下させてクランクシャフトを回転させ、ブレを計測し、プラスチックハンマーで叩き、計測…。 以上の繰り返しとなる。 この作業は経験を積んだ、プロならではのお仕事。 素人はくれぐれも真似をしないように。 クランクシャフトのベアリングの交換とウエイトの削り作業 社外の4ミニ用クランクシャフトが充実化するにつれ、ウエイトを削り加工するチューナーも少なくなった。 わざわざ加工しなくても、レース用の軽量クランクで十分性能を発揮してくれるからだ。
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