のろま 人形
佐渡市に伝わる人形芝居のひとつ「のろま人形」は、江戸時代に説経人形の合間に演じられるようになった間狂言で、太夫の語りがなく、佐渡弁でおもしろおかしく演じられます。 (国の無形民俗文化財)
さど芸能アーカイブは、佐渡の豊かな伝統芸能を網羅的に収録したサイトです。文化振興や継承に役立つ実用的なデジタルアーカイブを目指して設立いたしました。佐渡島でいまなお活発に展開される伝統芸能、佐渡民謡、鬼太鼓、文弥人形、のろま人形、能、佐渡鷺流狂言、春駒、つぶろさし
iOS 9.3.2で修正されました。 一般財団法人佐渡文化財団主催公演/佐渡市教育委員会提供 舞台芸 人形芝居 動画あり 佐渡島(新潟県)に伝わる、3種の 一人遣い の人形芝居の総称です。 説経節(せっきょうぶし)にあわせて人形の裾から手を入れて遣う説経人形、 文弥節 にあわせて人形の背中から手を入れて遣う文弥人形、そして、これらの演目の間に遣(つか)い手が方言を交えたセリフを掛け合いながら面白く演じるのろま人形が伝わります。 渡来芸・舞台芸 人形芝居 所在地 新潟県佐渡市 民俗芸能マップで確認する 団体名 佐渡人形芝居保存会 [佐渡文弥人形振興会、新穂村人形保存会] 開催日 不定期 そのほかの人形芝居 安中中宿の燈篭人形 綱火 八王子車人形 相模人形芝居 尾口のでくまわし 天津司舞
のろま人形は、芥川龍之介の随筆「野呂松人形」にも書いてあるように、江戸時代の終わり頃からお金持ちのお座敷芸として大正時代のころまで東京で残っていましたが、今は全く消滅してしまい、唯一佐渡で行われているだけになりました。 文弥人形は、明治時代のはじめ、 佐渡 の説経人形と「文弥節」が結びついた人形浄瑠璃(人形芝居)です。 「文弥節」は、17世紀後半、 大阪 で人気だった古浄瑠璃の一流派で、哀調を帯びた旋律が特徴的なので、泣き節ともいわれています。 佐渡 の文弥節は、代々盲人の間で語り継がれていたので、始祖の語りに近い形で残されているといわれています。 説経人形、のろま人形、文弥人形は、新穂歴史民俗資料館で展示されています。 お気に入り登録 この記事を書いた人 ヨチアキ どもども
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