伊勢原 断層
伊勢原断層(神奈川県)の試錐による地下調査―過去7000年間の堆積環境と元慶2年地震の変位― 地震研究所彙報: 63: p.145--182. 6096: 活断層研究会: 1991: 新編 日本の活断層 「新編 日本の活断層」 437pp. 1060: 東郷正美・宮内崇裕・佐藤比呂志: 1996
位置 伊勢原断層は、丹沢山地の東縁の神奈川県津久井郡津久井町から愛甲(あいこう)郡愛川町、愛甲郡清川村、厚木市、伊勢原市を経て、平塚市北部に至る断層である。 長さは約21kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層である。 過去の活動 伊勢原断層の平均的な上下方向のずれの速度は、約0.3-0.4m/千年と推定され、最新の活動は5世紀以後、18世紀初頭以前にあった可能性がある。 活動時には断層の東側が西側に対して相対的に2m程度隆起した可能性がある。 将来の活動 伊勢原断層は、全体が1つの活動区間として活動する場合、マグニチュード7.0程度の地震が発生すると推定される。
組織概要 政策委員会 地震調査委員会 地震に関する評価 毎月および臨時の地震活動の評価、海溝型地震や活断層の長期評価、地震動予測地図など。 地震活動の評価 毎月および臨時の地震活動の評価 主な地震活動の評価 長期評価 主要活断層帯の長期評価 活断層の地域評価
県内には、神縄・国府津-松田断層帯、三浦半島北断層群(衣笠断層、北武断層、武山断層)、三浦半島南断層群(南下浦断層、引橋断層)、伊勢原断層、秦野断層、渋沢断層が分布しています(表1)。 それらのいくつかは上に述べた大きな地形の境界にみられ、最も活動度の高い神縄・国府津-松田断層帯は相模湾内のプレート境界につながっていると考えられます。 これらの活断層が活動すれば大きな災害をもたらすことになります。 したがって、活断層の正確な位置、性質、活動間隔などを知ることは防災上きわめて重要であります。 表1 神奈川県内の主な活断層 活動度 活断層の活動の程度は長期間でのずれの累積量から判断します。 長期間のずれ量をその期間の年数で割った値(平均変位速度)で、その活断層の活動度をあらわします。
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