非 浸潤 性 乳 管 癌 予後
背 景. 非浸潤性乳管癌(DCIS)の悪性度は軽度から高度までさまざまである 1) 。. DCISの自然史 2) や乳房温存療法後の局所再発予測因子に関する研究 3)~7) ,手術療法の有無に関するコホート研究 8) で,DCISの予後は年齢,核グレード,面疱壊死の有無
非浸潤性乳管癌(DCIS)は,局所治療のみでも良好な予後が期待できるが,浸潤癌として局所再発を起こした場合,乳癌死のリスクが増加する。 DCISにおいても,浸潤癌と同様,ホルモン受容体,HER2の検索が有用か検討した。 解 説 1)ホルモン受容体 DCISの再発に関する研究は数多く存在するが,個々の研究は症例数が少ないものも多く,治療条件・解析条件もまちまちである。 LariらのDCIS術後再発とバイオマーカーの関連を検討したシステマティック・レビューによると,対象の一部に乳房全切除術が含まれる研究を除外し,乳房部分切除術後に限定した場合,エストロゲン受容体(ER)は7件の研究のうち5件で局所再発と関連があると結論付けられている 1) 。
予後が良い非浸潤がんでも「乳がん」であり、 エビデンスだけでなく患者さんの背景にも配慮し 適切な治療計画をコーディネイトする必要がある。
対側乳房に非浸潤がんを認める確率は19%です(信頼度3)ので、対側の検診も大切です。予防的に対側の乳房を全摘する必要はありません。両側性の非浸潤がんを認めるときも可能であれば乳房温存術を行います。
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