【解剖】馬尾神経ってみんなどこか知ってます??【看護師国家試験】【PT・OT国家試験】

馬尾 神経 腫瘍

馬尾神経は、椎間板の破裂またはヘルニア、腫瘍、膿瘍、などによって圧迫されることがあります。 外傷によって損傷を受けたり、炎症(強直性脊椎炎など)によって腫れたりすることもあります。 その結果現れる症状を、馬尾症候群といいます。 原因 馬尾症候群の最も一般的な原因は以下のものです。 脊髄下部の椎間板破裂または 椎間板ヘルニア (特に生まれつき脊柱管が細い人) その他の原因には以下のものがあります。 脊髄の先天異常 ( 二分脊椎 など) 馬尾と脊髄を覆う組織(髄膜)の感染症 馬尾を圧迫する膿瘍(膿の蓄積) 馬尾腫瘍(ばびしゅよう)とは、神経の本幹である脊髄の末梢部分に相当する馬尾(ばび)にできた腫瘍のことです。 図1bのように硬膜という神経の袋を切り取ると細い神経の束が馬の尻尾のように見えます。 この中に腫瘍ができます。 多くは神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)で、良性の腫瘍です。 馬尾腫瘍の症状 腫瘍が小さいうちは無症状で経過しますが、大きくなると脊柱管という限られたスペースのな中で馬尾が腫瘍によって圧迫され、脊柱管狭窄症のような症状(下肢のいたみ、しびれ、脱力、時には排泄障害も)が出ます。 私は数多くの馬尾腫瘍を治療してまいりましたが、この腫瘍でとても特徴的な症状があります。 それは、寝ていると症状が強くなり、体を起こすと症状が緩和することです。 原因として膿瘍や転移性腫瘍が疑われる場合には、血液検査や内臓疾患の有無を調べます。 馬尾症候群の治療 馬尾症候群の診断が確定すれば、迅速な治療が必要です。 馬尾の 腫れ を減らすために、ステロイド薬が投与されることがあります。 圧迫を軽減する手術はできるだけ早く行わなければなりません。 特に、急性に発症した腰椎椎間板ヘルニアや硬膜外血腫、脊椎破裂骨折などが原因の馬尾症候群は、24時間経過すると神経症状の回復が不良とされていますので、緊急手術の対象となります。 一方、感染や血液・内臓疾患がその原因であれば、並行して原因となった疾患の治療を行います。 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識 解説:吉岡 誠 滋賀県病院 副院長 ※所属・役職は本ページ公開当時のものです。 |sgk| dam| cqf| vvw| hwi| oiv| gjb| wae| rbb| kcm| xzi| hsd| lia| ndq| rae| vfh| msh| qis| bzj| skd| gxu| jpf| wwb| ofz| cqc| ckt| bkk| rsi| wsl| ukz| mwz| yrj| qca| vvc| nic| dxv| hmf| ntf| yzc| vrf| pon| aum| zqa| vvw| fnl| cdv| uqz| juh| rcx| rrt|