唾液 ムチン
ムチンは動物由来の高分子糖タンパク質で,消化管・気道の粘膜上皮や唾液腺などで産生される粘液の主成分である。 ムチンは分泌型と膜結合型に分類され,物理的バリアとしての粘膜保護や潤滑作用に加え,膜結合型では細胞質内への情報伝達機能にも関与している。 ムチンのコアタンパク質をコードする遺伝子はMUCと表記され,現在ヒトでは20数種が見出されている。 ムチンのコアタンパク質は,プロリン(>5%),スレオニン/セリン(>25%)に富んだタンデム反復構造を特徴とし,セリンあるいはスレオニンの水酸基に N -アセチルガラクトサミン(GalNAc)を起点としてガラクトース, N -アセチルグルコサミン(GlcNAc),フコース,シアル酸などから構成される O -結合型糖鎖が高密度に付加されている。
粘膜保護作用・再石灰化. 粘膜保護作用. 分泌される唾液には粘性タンパク質のムチンが含まれています。. ムチンは水分を多く含む分子構造しており、粘膜や食べ物を覆う作用があります。. 粘膜の表面を覆ったムチンは乾燥を抑える保湿効果があるほか
また、唾液(だ液)に含まれる 「 ムチン※ (用語集ページへ) 」(唾液(だ液)の中のネバネバ物質)は、菌を凝集させ、「菌塊」として口の内から排出するはたらきをしています。 さらに「 ラクトフェリン※ (用語集ページへ) 」「 ペルオキシターゼ※ (用語集ページへ) 」「 IgA※ (用語集ページへ) 」などの殺菌物質も含まれています。 食塊 (しょくかい)を形成する 例えば、パンやスナック菓子などのパサパサしているものをそのまま飲み込んだら、飲み込みづらいと思いませんか? これを防ぐために、「噛むこと」で「唾液(だ液)」を出します。
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