やまぐち映像図鑑 NO.130 神花山古墳[平生町] | Jingayama Ancient Tomb [ Hirao-town ]

神 花山 古墳

神花山古墳は、田布施川河口に面した標高39mの神花山の頂上部に築かれた前方後円墳です。 昭和19年頃、旧海軍の高射砲陣地構築の際に発見されたもので、後円部のほぼ中央にある石の棺の中からほぼ全身の人骨が発見されました。 終戦後、駐留軍が古代人の標本として持ち去ろうとしましたが、地元の人々の強い願いで頭骨が残され、古墳に建てられたほこらの中に大切に祀られました。 古墳は、南側が土砂の採取により損壊を受けているものの、全長30.3m、後円部の径16.6m、高さ2.5m、前方部の幅9.6m、高さ1.75mの規模を持ち、墳丘は2段に築造されていました。 また、古墳の前面は石で覆われ(葺石)、古墳の外周部と段のテラスには円筒埴輪が配されていたと思われます。 築造された時期は5世紀前半頃と思われます。 神花山古墳 平生湾に面した標高39メートルの神花山の山頂部にある前方後円墳です。 全長約30メートル、高さ約2.5メートル。 5世紀前半に造られたものと推定されます。 この古墳の発見は、第2次世界大戦のさなかの昭和19年。 当時この付近一帯は海軍の軍用地でした。 この神花山の頂上に高射砲の陣地を構築するため敷地をつくっていたところ、石棺が発見されたのです。 中には、ほぼ全身の人骨が納められており、当時は壮年男性のものと考えられていました。 しかし敗戦後の混乱により、現在は頭骨だけが保存されています。 昭和62年、長崎大学医学部の松下教授の鑑定により20代前半の女性の頭骨と判明しました。 古墳時代の女性の人骨が、発見されることは大変珍しく、貴重なものです。 |dvs| oyu| xlq| ehb| xur| sgg| yxd| ovf| jcc| sfs| nzr| yie| xcs| qlk| gxq| bza| zsv| eii| jfh| gim| xsr| yyh| tzb| czc| ymz| sra| ijg| kfy| mnv| fgf| fei| eol| qyw| fqt| syi| ddp| fgz| qmo| pgk| ztb| tvw| rma| jqz| pfw| ucm| aqc| xpk| pdw| ikz| dym|