クリーン クリート
2021.04.22 全780文字 CO 2 排出量を80%削減したコンクリートで25万m 3 の施工実績を持つ大林組。 これまでは地下躯体などに限られていた使用範囲を地上に拡大する。 中性化対策として、表面に塗布するクリア塗料を開発した。 大林組は高炉スラグ微粉末や高炉スラグ骨材を用いたコンクリート「クリーンクリート」を展開している。 一般のコンクリートに比べ、CO 2
クリーンクリートは,地球温暖化問題に端を発し,大林組が低炭素社会に先駆けて開発した低炭素型のコンクリートである。 低炭素化の手法は,コンクリートを構成する材料の中で,CO2排出量原単位が大きいセメントに着目し,結合材の構成をセメントのみに依存せず,CO2排出量の少ない産業副産物を有効に利用することにより行う( Fig. 2参照)。 これにより,材料起源によるコンクリートのCO2排出量を同一強度の普通コンクリートに比べて,60 から80%低減することが可能となる。 使用する産業副産物(混和材)は,1高炉スラグ微粉末,2フライ Table 1 使用材料の二酸化炭素排出量3),4) Carbon-Dioxide Emission of Materials
クリーンクリートは、製造時に大量のCO 2 を発生させるセメントの混合割合を大幅に抑え、鉄鋼の製造過程でできる副産物の高炉スラグ微粉末などを用いることでCO 2 排出量を減らしています。 日本のCO 2 の総排出量のうち、セメント関連は約4%を占めるので、その減量の効果は決して小さくありません。 主材料となるセメントの大部分を高炉スラグ微粉末などに置き換えることから、クリーンクリートは従来型のコンクリートに比べて①粘性が高い、②中性化が早い、③発熱が低い、④色が白いという特性を持っています。 こうした特性にはメリットとデメリットの両面があります。 具体的には、セメントは固まる際に発熱し、それがひび割れの原因になります。
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