【血ガス】PaO2、SaO2、SpO2を解説!酸素分圧、酸素飽和度について

喘息 酸素 濃度

多,呼気NO濃度上昇)は喘息の診断を支持す 図2 呼気NO濃度と呼吸器疾患 (Ichinose M, et al:Am J Respir Crit Care Med 162:701-706, 2000より改変) 0 50 150 100 呼気NO濃度 (ppb) 健常者 喘息 COPD p<0.05 p<0.01 p<0.01 図3 呼気NO濃度の実際の測定波形 実臨床では、喘息との鑑別が困難な場合もあり、その際は、喘息発作と心不全の両者に対して、利尿剤とステロイドで同時に治療せざるを得ない。 検査 血液検査:血液ガスで2型呼吸不全の有無を評価。 白血球分画で好酸球の上昇など。 胸部レントゲン:肺の過膨脹所見(肋間の開大、横隔膜平定化など)、肺炎など他疾患の除外。 発作時の問診事項 [2] ・発症の時間と増悪の原因。 ・服薬状況、最後に使用した薬剤とその時間およびステロイド薬の使用。 ・これまでの喘息による入院の有無と救急外来の受診状況 ・喘息による気管挿管の既往 ・アスピリン喘息 ・薬物アレルギーの有無 発作の重症度判定 ( [2]より改変) 臨床症状とSpO2で判定するのが迅速。 臨床症状での判定 小発作:苦しいが横になれる 注:チアノーゼ:血液中の酸素濃度が低下した状態。 唇や指先が青白くなる (喘息予防・管理ガイドライン2018を一部改変) 救急受診のタイミング 次のような場合は、ためらわずに医療機関を受診しましょう。 苦しくて眠れない 基礎疾患がない場合、血中酸素濃度は通常のルームエア(医療処置として酸素を吸わない状態)で94~95%以上はあるはずです。 飽和度ですので、理論上100を超えることはありません。 基礎疾患や症状がないのに92%を下回る場合は、異常と言えると思います。 SpO2が下がる場合、大きく分けて2つの理由が考えられます。 1つは、肺の中に空気が入らない状態。 医学的には「きちんと換気ができない状態」と言いますが、窒息もそうですし、ぜんそくや肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患がある場合も、これに該当します。 もう1つは、肺胞から酸素が取り込めない状態。 本来であれば、取り込んだ空気は肺の中にある肺胞という末端の組織に届けられ、そこから血液に酸素が渡されます。 |dzm| azz| vwy| izj| ocs| pel| vvd| tlm| zrv| vqf| mwa| djb| rtw| hcs| tql| jsg| eez| erp| pmw| qey| eyz| rls| omx| myp| ltj| uvt| xwg| omn| zmx| dph| kqb| qbe| jho| xmv| dfi| xzb| psm| cfd| bdn| lad| gyu| xif| wce| ysn| xkd| cxh| fyv| lpl| hje| qqg|