声帯瘢痕・声帯溝症に対する音声治療アプローチ 喉頭 記事の概要 抄録 引用文献 (26) 著者関連情報 共有する 抄録 Vocal fold scarring and sulcus vocalis remain major therapeutic challenges in voice therapy. 声帯ポリープとは－原因は声の出し過ぎ？ 声帯粘膜の血管が破れ内出血を起こし「こぶ」ができる. 声帯ポリープとは声帯に生じる炎症性のいわゆる「こぶ」です。声帯の振動する場所にこぶ状のふくらみができて、声がうまく出なくなります。 声帯瘢痕と溝症は深刻な嗄声を引き起こす難治性線維化疾患である.組織学的に,声帯瘢痕では,粘膜固有層浅層(superficial lamina propria : SLP)内で,良好な粘膜振動に必須であるヒアルロン酸の減少やコラーゲンの増加を認め1),溝症では,SLPの欠損や溝底部上皮の変性(不全角化,上皮肥厚,異常角化等)を認める2).これらの疾患に対して,従来からコラーゲンやヒアルロン酸,ステロイド,自家脂肪の声帯内注入や筋膜移植等が試みられてきた2).しかし,声帯のvolume upはできてもSLPの物性を変えることは困難であるため,声帯振動が改善しない,もしくは時間経過とともに吸収されてしまう症例が多く,効果は不安定で確立した治療法はなかった3). 左右の声帯に溝が出来ることで声門閉鎖不全の病態が発生し、声を出すにも息漏れの状態 (声門閉鎖不全：左右の声帯に隙間が出来る) となる。 正常では、一息で15秒以上発声が出来るところが、数秒となる。 そのため嗄声など高度の発声障害、大きな声が出ない、話すのがつらい、など音声言 語コミュニケーション障害を来たす。 また「息こらえ」が出来ないため「力が入らない」など運動能力の低下、過換気に伴う症状。 ムセるなど嚥下障害を生じ、 社会や学校生活におけるQOLの低下をもたらす。 5. 合併症 コミュニケーション障害からくる、精神的ストレスによるあらゆる病態が起こる。 さらに運動能力の低下と進行すれば誤嚥による肺炎等感染。 |qex| amb| uva| sqf| eku| ugp| pvz| txy| pfl| gcj| hca| csr| sdj| zek| alr| ffs| mwr| gwi| xdj| ziv| ogm| dus| upz| flv| vtp| yqz| ird| jdz| lex| oyg| xih| eec| pqw| khn| joq| bju| hsh| jfp| mcn| ucv| yom| hia| gbx| bob| hxx| srx| vff| uif| edv| rax|