日本 刀 種類
「刀」(かたな)とは、「日本刀」の一種です。日本刀とは、日本独自の鍛錬方法で作刀された刀剣類の総称で、刀は日本刀の種類のうちのひとつ「打刀」の別称と言うことができます。しかし、外国で作刀された刀剣類においては、両刃で真っ直ぐなタイプの刀剣を「剣」(つるぎ)と呼ぶの
「直刀」(ちょくとう)をはじめとして、「太刀」(たち)、「打刀」(うちがたな)、「脇差」(わきざし)、「短刀」(たんとう)など種類も豊富。 刀剣を10種類に分けてご紹介していきます。 目次 直刀 太刀 打刀 脇差 短刀 薙刀 長巻 槍 矛 剣 直刀 「 直刀 」とは、平安時代中期以前に使用されていた、 反り のない 切刃造り (きりはづくり)の刀剣のこと。 日本に大陸から青銅器や鉄器が伝来するのは弥生時代です。 そのあと、国内で製鉄技術が発達し、鉄器の鍛造が開始。 年代については多くの見解がありますが、古墳時代後期頃というのが現在の定説です。 直刀(大刀) 当時作られた直刀のほとんどが出土品のため、錆びている物や、原形を留めていない物も多く明確な作刀年代を判別することはできません。
日本刀の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。 目次 直刀(ちょくとう) 太刀(たち) 打刀(うちがたな) 脇差(わきざし) 短刀(たんとう) 薙刀(なぎなた) 槍(やり) 直刀(ちょくとう) 直刀の特徴 直刀 とは、 日本刀 の原型とされる「 湾刀 」(わんとう:弓なりの 反り [そり]が付いた刀剣)が作刀される以前に作られていた日本刀のこと。 名称の通り、弓なりの反りが付いていない、真っ直ぐな形状をしているのが特徴です。 直刀と湾刀 著名な直刀 七星剣 (しちせいけん) 現存する直刀で最も古いのは、「 聖徳太子 」の通称で知られる「厩戸皇子」(うまやどのみこ/うまやどのおうじ)が所有していたと言う 七星剣 。
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