遑 意味
[説文解字] [字形] 形声 声符は皇 (こう)。 皇に徨・惶の意がある。 〔説文新附〕 二下 に「 なり」と 遑遽 の意とする。 〔書、無逸〕に「 するに遑 (いとま)あらず」、〔詩、商頌、殷武〕「敢て怠遑せず」のように、古くは間暇の意に用いた。 [訓義] 1. いとま、ひま。 2. いそがしい、あわただしい。 3. 字はまた徨に作る。 [古辞書の訓] 〔 名義抄 〕遑 遑々ヤク・イトマ・イム・ ヤム ・ユク・タクマシ/何遑 イヅチカイヌル [語系] 遑・皇・徨huangは同声。 遑はもと彷徨banghuangに近い語で、間暇の意であったが、のち急遽・恐惶の意となる。 遑遑 はその形況の語である。 [熟語]
精選版 日本国語大辞典 「暇・遑」の意味・読み・例文・類語 いと‐ま【暇・遑】 〘名〙 (元来、物事と、物事との間にできる空白の部分を表わす) ① 仕事と仕事の間の、何もしないとき。 絶え間 。 有閑期。 ※ 書紀 (720)推古一二年四月(岩崎本訓)「冬の月に間 (イトマ) 有らば、以て民を使ふ可し」 ② 特に、物事から解放されて精神的にものびのびと自由にふるまえるとき。 ひま。 閑暇。 ※枕(10C終)三三「猶名残つれづれにて、心ひとつはいとまある心ちすべかめれば」 ③ ある物事をするために必要な時間のゆとり。 ある物事をするためにあけることのできる時間。 てまひま。 ※ 源氏 (1001‐14頃)若菜上「仮名文見給へるは、目のいとまいりて」 ④ 物と物との間の、あいている部分。
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