磯村 暖
作品名は「原子炉」ともかかっており、2006年に青森・六ヶ所村を訪ねたことをきっかけにエネルギー問題に関心を持ってきた栗林が、フィジカルなかたちでエネルギーを体験できるものとしてサウナをつくったもの。 会場に置かれたクレーンとスチームの装置が大きなインパクトを見るものに与えている。 展示風景より、栗林隆《元気炉》 大巻伸嗣は大気を可視化したような作品《Liminal Air》を出展した。 黒い影のように空中を浮遊する布状の物体は、見るものにとっての影や知覚のありかを想像させる。 空気によってランダムに偶然性をもって変化する本作は、地球で偶発的に育まれた生命の意味を考えさせられる。 展示風景より、大巻伸嗣《Liminal Air》
磯村暖 JP / EN update_2020.06.10 text_ikuko hyodo 移民・難民、GSM(ジェンダーマイノリティおよびセクシュアルマイノリティ)、宗教の問題など、現代社会のひずみに焦点を当てた作品を多く制作する、 磯村暖 さん。 子どもの頃に引きこもりを経験し、医学部志望から一転し、独学で多摩美術大学に進学。 その1年後には東京芸術大学を受験し満票を獲得するなど、振り幅の大きい経歴が注目されがちですが、自らも困難を乗り越えてきた人らしい優しさが、作品の根底に息づいています。 異端な若き美術家の目に、激変する世界はどう映っているのでしょう。
現代美術家 磯村 暖 アトリエに所狭しと並ぶカオティックな作品群。 制作したのは、鮮やかなブルーの髪の毛が印象的な現代美術家・磯村 暖だ。 独学で多摩美術大学に一発合格。 翌年に挑んだ東京藝術大学の入試では、審査員である教授たちが磯村の作品に満票を投じた。 現在は国内外の展示会出品のために各地を飛び回り、この9月からはAsian Cultural Councilのフェローに選ばれ、ニューヨークに拠点を移すことが決定している。 Forbes JAPANは、そんな磯村を30歳未満の世界を変える人物を表彰する「30 UNDER 30 JAPAN 2019」アート部門受賞者のひとりに選出した。 彼がテーマにするのは、「民衆の芸術(フォークアート)」だ。
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