ひさ か た の
久方の・久堅の (読み)ひさかたの 精選版 日本国語大辞典 「久方の・久堅の」の意味・読み・例文・類語 ひさかた‐の【久方の・久堅の】 枕 語義およびかかり方 未詳 。 ① 「天 (あま・あめ) 」にかかる。 ※ 古事記 (712)中・ 歌謡 「比佐迦多能 (ヒサカタノ) 天 (あめ) の香具山 利鎌 (とかま) に さ渡る鵠 (くび) 」 ② 「天 (あめ) 」と同音の「雨」にかかる。 主に 上代 の例に見られる。 ※ 万葉 (8C後)一一・二六八五「妹 (いも) が門 (かど) 行き過ぎかねつ 久方 乃 (ひさかたノ) 雨も降らぬか其 (そ) を因 (よし) にせむ」 ③ 「天」と類義の「空」にかかる。 中古以降の 用法 。
「ひさかたの」は、日の光にかかる枕詞(特に、和歌に使われる前置きの言葉)です。 「光のどけき』は、日差しが穏やかで、どこかのんびりしているという意味です。 「静心なく」は、落ち着きもなくという意味です。 「らむ〜』は、どうして〜なのだろうという時に使われます。 こんなにものどかな晴れた春の日に、桜の花は散り急がずに、 少しでも長く咲いて心を和ませてくれないかなぁ という思いを表した歌です。 紀友則とは、どんな人物? ? 「土佐日記」の作者で百人一首にも歌がある紀貫之(きのつらゆき)のいとこ。 三十六歌仙の一人です。 古今集の撰者に任命されるも、その後、病気で亡くなっています。 まとめ! 桜の美しさ、儚さを思うというのは、ずっと昔から同じだったんですね。
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