写真 植字
今月のDTPニュースは、スタジオを飛び出し、特別インタビュー番組をお届けいたします。お話を伺ったのは、現在も写真植字でご商売をされて
phototypesetting 写真技術を利用して、文字をフィルムや印画紙などの感光材料上に 所定 の指示( 割付け )どおりに配列し、印刷用の文字版下とする 方法 。 その 装置 を写真植字機という。 これには 手動 式と自動式とがあり、 後者 は 電算植字 とよばれる。 手動写真植字機は大型机にのる程度の大きさで、 作業 者は座ったまま 原稿 を見て文字を選び レバー を 操作 する。 ガラス 文字盤 の文字像は レンズ を通り、開いた シャッター を通過して印画紙に到達する。 順次、文字を選んでレバー操作をすることにより、印画紙上に文字像を投影することができる。 この印画紙を暗室内に持ち込んで 現像 、 定着 、水洗、乾燥すれば、白地に黒い文字群を得る。
この計画は、邦文写真植字機発明100周年を記念したもので、24年秋には計43フォントを、サブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」にて提供予定 その後、森澤信夫さんは石井茂吉さんとともに「写真植字機研究所」を設立し、写真植字機は実用機の完成に至ります。森澤信夫さんは終戦後の1946年から大阪で写植機の製造を開始し、1948年にはこの工場を「写真植字機製作株式会社」として法人化。
写真植字(写植)は、文字を印刷するための版下をつくる技術の一つです。 初期の印刷技術では、金属の塊に一字一字の字形を刻んだ活字を組み上げ、直接インクをのせて印字をしたり、それを原型とした鉛版を起して印刷していましたが、この方法では活字を文字の数だけ用意せねばならず、その上文字の大きさや書体を変えるためには、その分の活字も作らねばならないため、印刷の現場では膨大な活字を常時用意しておく必要がありました。 この不便さを解消するために発明されたのが写真植字です。 原理は、光源から出た光を文字盤に通し、その像をレンズにより拡大縮小し、印画紙やフィルムに焼き付けるというもので、写真の原理を応用したものです。
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