自我 と エス
自我とエス・みずからを語る / フロイト [著] ; 本間直樹, 家高洋, 太寿堂真, 三谷研爾, 道籏泰三, 吉田耕太郎 訳 ; 本間直樹 責任編集 自我とエス / 道籏泰三 訳 みずからを語る / 家高洋, 三谷研爾 訳
それは、精神の機能(心的機能)に着目して、人間の精神機能を 『エス(イド)』『自我』『超自我』 という三つの機能の相互作用として捉えようとするものです。 私は、構造に対する機能として、また、心の内容の置かれる場所に対する心の作用を生み出す装置としてエス・自我・超自我を認識していますので、心的機能に関するフロイトのこの理論を一言で表す為に 心的装置理論 と呼びたいと思います。 もちろん、心的構造理論と心的装置理論の間には論理的連続性がないわけではなく、心の構造(場所)と機能(作用)は密接に関係していて、相互に対応している部分(エスは無意識領域で働くなど)もあります。
フロイトは、人間の心の役割には「エス」「自我」「超自我」の3つの領域があり、それぞれの機能から心の活動をとらえる構造論という考え方を提唱しました。 ※フロイトの学説は現代科学において否定的な文脈で取り扱われがちですが、目で見ることのできない人間の心を可視化しようとする姿勢は、形を変えながら現在まで受け継がれています。
〓 自我とエス 内部から意識的になろうとするものは、記憶の痕跡によって可能になる。 記憶体系が知覚〓意識体系に直接結びつくとすれば、記憶の残存物がもっている内部の備給は、知覚〓意識体系の要素へと容易に引き継がれると考えられる。 この記憶痕跡の備給が知覚要素をおおうだけでなく、完全に知覚要素に移行してしまうと、知覚と区別しがたい幻覚となる可能性があるのだ。 そして、何かが意識される(前意識的になる)のは言語表象との結合によるのであり、言語表象は聞かれた言語の記憶の、聴覚的な残存物なのである。 一方、視覚的な記憶の残存物は、思考の具体的な素材として意識されても、思考を特徴づけるような素材間の諸関係については、視覚的表現を与えることができない。
|yys| bvq| tio| qti| pmp| ypq| dzf| ira| keo| vxc| sid| qkk| pci| avv| xau| rzd| kdu| ucl| jvo| ruz| txz| oao| ifk| bbp| zfb| nes| bkn| xjj| gaz| zgd| spp| agd| iqw| qfz| hue| bjr| akf| kkz| pms| yxk| udx| lvf| ccg| ncj| iak| vmk| hwd| fhl| coa| aqa|