耳 じせき
statolith; otolith 平衡石,聴石ともいう。 無 脊椎動物 の 平衡器官 である平衡胞内にある小さい粒。 耳石は体の 傾き に応じて 重力 の方向に移動し,感覚 細胞 の感覚毛を 圧迫 し,その圧迫の変化によって体の傾きを感じるようになっている。 この粒は胞壁の細胞から分泌されたもので1~数個あり, 炭酸カルシウム , フッ化カルシウム などから成る。 クルマエビ類では砂粒その他外界の 異物 を取入れて耳石とする習性があり,脱皮ごとに取替えられる。 脊椎動物の平衡器官の前庭内のものは,小さく,聴砂という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 百科事典マイペディア 「耳石」の意味・わかりやすい解説 耳石【じせき】
耳石器には平衡斑(へいこうはん)とよばれる感覚細胞が集まっている部分があります。平衡斑には耳石(じせき)という砂粒のようなものがあり、体が動くと耳石が動いて感覚細胞を刺激することで体の動きを感知しています。
良性発作性頭位めまい症の原因は、「耳石(じせき)」と呼ばれる炭酸カルシウムの結晶です。 内耳には「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる音を感知する器官と、「半規管(はんきかん)」と呼ばれる回転を感知する器官が3本あり、その間に「耳石器(じせきき)」と呼ばれる、重力や体の方向など直線加速度を感知する器官があります。 耳石器は感覚細胞(有毛細胞)の上にゼラチン質の耳石膜があり、その上に数多くの耳石がついているという構造をしています。 いわばゼリーの上に小さな粒々が乗っているような状態で、頭を動かすとこの耳石が動くことで感覚細胞が刺激され、方向などを感知する仕組みになっています。 耳の構造
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