爪 甲 鉤 弯症
爪甲鉤弯症(そうこうこうわんしょう)とは爪甲が鉤型に弯曲した状態となる皮膚疾患です。 爪が厚くなり光沢が失われるため、見栄えが悪く、靴が履きにくかったり、爪の先端が食い込んで痛みを伴うようになります。 爪甲は爪の根元をのぞき大部分が皮膚から剥がれているため、ニッパーなどで痛みを伴うことなく爪を切ることが可能です。 原因として外傷や慢性的な刺激(靴のサイズがあっていないなど)、感染症(爪白癬を含む)などにより爪甲剥離を繰り返し発症するとされています。 悪化因子を取り除き、月に1回程度通院していただきフットケアを行うことで日常生活に支障がない程度にまで改善させることが可能です。 ← 虫除けスプレーは何を使用すればいいか 今年再び流行しつつあるアタマジラミについて → カテゴリー 院長ブログ
2019-08-23 爪甲鉤湾症 (そうこうこうわんしょう)爪の変形とは? 爪が指に沿わず、上、横、斜め、右往左往に向かって伸び、岩のように肥大する症状です。 通常、爪の根本より下にまだ隠れていて表出いていない部分であるマトリクスでつくられる爪が、指先に向かって大きく分けて3層となって伸びていきます。 爪甲鉤湾症(そうこうこうわんしょう)爪の変形の場合は、外的障害により爪の成長が妨害されて、爪の層が縦方向に伸びて厚みを増して生えていき、爪のすぐ隣の皮膚であるサイドウォールや爪の根本と皮膚の間の部分のキューティクルなどで支えられなくなり、変形して生えてくる症状をいいます。 変形だけなら問題はないのですが、変形した爪が靴に当たり爪自体が皮膚に刺さって炎症を引き起こします。
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