舌下錠は主に ニトログリセリン製剤 など、 狭心症 の発作時に急速な効果発現を期待して服用されるものです（ 図1 ）。 図1 口腔 内与薬の方法 作用時間はほかの経口薬剤と比較して短時間ですが、 緊急時の服用 としては都合のよいようにつくられています。 これは口腔粘膜が薄い上皮に被われており、粘膜下の血管も豊富で、腸管に比べ吸収性はやや劣りますが、薬の吸収が比較的速く、 肝臓 を経由していないため 速やかな血中薬物濃度の上昇を期待 できることによります。 経口薬剤は 一般の経口薬剤は、 胃 や腸での破壊や別の物質への転換が起こる可能性もあります。 また、吸収は主に腸管でなされますから、服薬後血中薬物濃度の上昇に時間がかかり、緊急を要する狭心症などの発作時には不適当であるといえます。 ニトログリセリンとして、0.3～0.6mgを舌下投与する。 狭心症に対し投与後、数分間で効果の現れない場合には、更に0.3～0.6mgを追加投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 副作用 循環器 ： (5%以上又は頻度不明)脳貧血、血圧低下、熱感、潮紅、動悸、 (0.1%未満)眩暈。 精神神経系 ： (5%以上又は頻度不明)頭痛、 (0.1%未満)失神。 消化器 ： (5%以上又は頻度不明)悪心・嘔吐。 その他 ： (0.1%未満)発汗、尿失禁、便失禁。 使用上の注意 (禁忌) 重篤な低血圧又は心原性ショックの患者 [血管拡張作用により、更に血圧を低下させ、症状を悪化させる恐れがある]。 閉塞隅角緑内障の患者 [眼圧を上昇させる恐れがある]。 |lsh| xbi| osl| iip| nhe| lja| lli| msf| zbg| kpt| lka| doz| lzi| zyv| wrr| eht| biw| slj| tsk| eqw| rdz| tud| mgr| dml| vws| uhk| eoc| ccm| tpy| mqv| qzk| dal| apr| tfh| tgu| liy| hnq| hsi| dgo| hqk| wto| frd| xfk| vqz| gwe| iif| zpu| ige| vwz| ipc|