臍 突出 症
臍突出症とは臍輪は閉鎖しているものの、皮下の瘢痕組織が余剰なため、臍が突出している状態を言います。 治療は小児を除き、局所麻酔による日帰りの手術を行います。 臍ヘルニアの場合は開いている臍輪(腹筋の間の穴)から飛び出している組織を腹腔内に押し込み、臍輪を縫合閉鎖した後におへそのくぼみ(臍窩)を形成します。 臍突出症は皮下の余剰な瘢痕組織を切除した後に臍窩を形成します。 ※大きなヘルニアやメッシュを用いた治療が必要と思われる場合は入院治療後必要なことがあるため、他院へ紹介させていただきます。
臍突出症 臍突出症の治療は、瘢痕組織により皮膚が押し上げられて、へそが突出している状態ですので、へそを覆っている筋肉を切開して、余分な皮膚と皮膚の下にある瘢痕組織を除去します。 その後、腹壁にへその皮膚を戻して固定し、しっかりとした深さの窪みを作る事で、でべそを改善します。 臍ヘルニア 臍ヘルニアは、腹圧上昇が起こりへその下にある筋肉の膜に隙間ができ、へその穴の窪みを覆っていた筋肉が耐えられず、腹膜が押し出されて突出している状態です。 その場合は、へその下にある瘢痕組織を除去した後、穴を塞ぐと共に皮膚を腹壁に固定します。 膨らんだへその下半分を切開して腸や筋膜を処理した後、へそと腹腔の間(ヘルニア門)を丁寧に縫合します。
小児科専門医。 「梁尚弘 先生」記事一覧はこちら⇒ 赤ちゃんはどうして「でべそ」になるの? 付け根の傷跡で皮膚が押し上げられるから おへそは、赤ちゃんが生まれた時にへその緒を切った傷跡が治るとともに縮んでへこみ、できます。 ただし、へその緒を切った後、つけ根部分の傷跡によりおへその皮膚が押し上げられると、いわゆる「でべそ」になります。 この状態は「臍突出症」とも呼ばれています。 これとは別に「臍ヘルニア」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。 「ヘルニア」というと、「椎間板ヘルニア」や「鼠径ヘルニア」を連想する人もいるかもしれませんね。 ヘルニアというのは、「体内の何かが本来あるべき場所からはみ出ている状態」のことを言います。
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