裁判 記録 閲覧
なお、訴訟記録を閲覧したい場合は、民事事件については第一審裁判所、刑事事件については第一審裁判所に対応する検察庁で閲覧することができます(ただし、保管期限や閲覧資格に制限があります)。 1-2. 裁判と裁判所 裁判には大きく分けて民事裁判と刑事裁判があります。 民事裁判とは、私人間の法的関係についての紛争の解決を求める裁判です。 離婚や認知の訴えなど家族関係についての「人事訴訟」、行政庁の行為の取消し等を求める「行政訴訟」も一般に含まれます。 刑事裁判とは、 犯罪を犯した疑いがある被告人について有罪かどうか、どのくらいの量刑にするかを、公開の法廷で審理する裁判です。 我が国の裁判所には最高裁判所のほか、高等・地方・家庭・簡易裁判所があります。
一般の人が閲覧できるのは『訴訟』つまり通常訴訟や少額訴訟の記録だけです。 民事調停や労働審判の記録は第三者は閲覧できません。 訴訟の記録であれば現在進行中の事件もすでに終結した事件の記録も閲覧できますが、訴訟の終結から5年経つと判決や和解調書以外の記録は廃棄されることになっています。 以下で閲覧の手順を説明します。 閲覧申請に必要なデータ・申請場所 ネットだけで調べるのはほぼ無理です まず、傍聴の際に調べた開廷表から、閲覧したい事件の事件番号、原告と被告の氏名をメモしておいてください。 これが不明だと閲覧の申請がかけられません。 以下では、係属中の事件の記録をその裁判所で閲覧することを想定しています。
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