ながなが し よ を ひとり かも ねむ
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 全体を分かりやすく現代語訳すれば、「長く垂れ下がった山鳥の尾っぽのように長い夜を、ひとりでさびしく寝るのだろうか。」となります。
ながながし夜を ひとりかも寝む よみ あしひきの やまとりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ 現代語訳 山深くで一人寝をする山鳥の長く垂れさがる尾のように、 果てしなく長い秋の夜をわたしは一人で寝るのだろうか
(読み方)あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ 出展「拾遺和歌集」 スポンサーリンク 意味「3 あしびきの〜」 山鳥のあの長い長い尾のよりも長い夜を、私は恋人とはなれてさびしくひとりで寝るのだろうか。 作者:柿本人麻呂とは? 柿本人麻呂(人麿と書くこともある)は、日本最古の歌集「万葉集」を代表する、飛鳥時代7世紀後半の宮廷歌人です。 三十六歌仙のひとりで、山部赤人とともに「歌聖」とも称され、すぐれた歌人として敬われました。 解説「3 あしびきの〜」 「あしびきの」は「山」にかかる枕詞(まくらことば)です。 恋人と一緒にいられないさびしさを、山鳥のオスとメスにたとえ、また長い夜を山鳥の尾の長さにたとえた歌です。
百人一首の3番、柿本人麻呂の歌「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」の意味・現代語訳と解説です。 EVRICA(エブリカ)
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