献血 とは
人間一人ひとりの血液は、たとえ血液型が同じでも微妙に違っています。 このため、一人の患者さんに使われる輸血用血液製剤が、より少ない人数の献血によってまかなわれていればいるほど、輸血後の副作用 (発熱、発疹など)発生の可能性が低くなります。 成分献血、400mL献血は、200mL献血に比べて献血量が多いことから、上図のように少ない献血者からの輸血を可能にし、安全性を向上させる献血方法と言えます。 日本赤十字社では、献血をお申し込みいただいた方のご意思を優先し、献血によって体調を崩すことのないよう、健康状態について慎重に確認した上で成分献血、400mL献血のご協力をお願いしています。 ※皆さま方のご協力により400mL、成分献血の比率が年々高まっています。 献血の手順 関連ページ 献血後のお願い
献血とは 1.献血の必要性 血液は人間の体の中でしか造れない。 血液は生きた細胞であるため、人間の体の中でしか造られず、まだ人工的に造ることができません。 安全かつ有効な輸血療法を行うためには、皆様から献血していただくことが必要なのです。 また、輸血用血液は長い間保存することもできません。 輸血用の血液製剤の有効期間(採血後)は、赤血球製剤28日間、血小板製剤4日間、血漿製剤1年間となっています。 2.献血の種類 献血には、成分献血と全血献血があります。 全血献血は、血液中の全ての成分を献血していただく方法で、200mL献血と400mL献血があります。 一方、成分献血は、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
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