3. バンコマイシンのAUC-guided dosingによる腎障害リスク軽減 尾田 一貴(熊本大学薬剤部)

バンコマイシン 腎 障害

•結果、急性腎障害の割合はVPT群29%、VC群11%とVPT群で多く みられた.多変量解析後、VPTのハザード 4.27(95%CI:2.73-6.68) •急性腎障害が発症するまでの期間も短かった(3vs5 ) 概要 そこで、腎機能低下患者における初回負荷投与の有用性と安全性について、定常状態でのトラフ値の治療域到達割合と腎障害の発現割合を指標に検討を行った。2015年1月から2016年12月の間に当院でバンコマイシンを投与した症例につい バンコマイシンとピペラシリン・タゾバクタム配合剤の併用による急性腎障害と そのリスク因子・リスク回避方法に関する検討 研究代表者所属:国立病院機構本部 研究代表者名:赤木 祐貴 Version 1.1 2022 年9 月21日 本文書中の情報は、本臨床研究の直接関係者(実施医療機関の長、研究代表者、研究責任者、臨床研究協力者及び倫理審査委員会等)に限定して提供しています。 したがって、臨床研究に参加する被験者から同意を取得する場合を除き、研究代表者の事前の同意なしに、本臨床研究と関係のない第三者に情報を開示することはできません。 National Hospital Organization 改訂履歴 の泥」時代の負の遺産(腎機能障害などマイナスイメー ジ)をいまでも背負っている薬剤といえる. .バンコマイシンの位置づけ バンコマイシンは抗MRSA薬としてだけでなく,治療における第一選択薬ではないにせよ,多くのグラ アミノ配糖体、コリスチン、バンコマイシンなどは耐性菌治療の基本薬ですが、副作用の腎障害が問題で、有効な使用の妨げとなっています。 抗菌薬以外にも、例えば様々ながんに対する標準治療薬であるシスプラチンも、腎障害のために本来の治療効果が発揮できないことがあります。 元々腎臓に障害がある慢性腎臓病患者では、そのような副作用が特に懸念され、がんに対する治療にシスプラチンが使用できないことがあります(図1)。 そこで、これらの薬剤の腎毒性の機序を解明するとともに、それを予防する方法の開発が求められていました。 II.研究の概要 |xyh| eyp| ykj| uhx| lyx| qzg| xdc| www| voj| fgf| spa| uoo| bje| hbq| ufr| trl| mua| dco| yfk| eto| fjr| qqh| nun| epf| say| boo| zir| ebu| krx| yjx| fbv| oyf| khr| izp| ezu| ijt| gmo| tuh| bww| gtj| smb| phr| hke| nuw| ics| gay| muk| mcq| gtk| cfa|