ニフレック モビプレップ 違い
要旨:大腸内視鏡検査前処置の負担軽減のため,モビプレップ(hypertonic polyethylene glycol:hPEG)とニフレック(isotonic polyethylene glycol:iPEG)の内服時間,前処置時間,内服量について,それぞれ120症例に対し後ろ向き比較検討を行った。 結果は,内服時間ではhPEG v.s. iPEG 129±57 v.s. 142±37min(p<0.05),前処置時間では144±61 v.s. 184±55(p<0.05)と,ともにhPEG群がiPEG群と比較し有意に短かった。 内服量に関しても1,543± 304 v.s. 1,990±140ml(p<0.05)と有意にhPEG群のほうが少ない結果となった。
日本で臨床使用される主な腸管洗浄薬には、ポリエチレングリコール(PEG)電解質製剤(ニフレック、モビプレップ)、あるいは塩類下剤のクエン酸マグネシウム製剤(マグコロール)、リン酸ナトリウム製剤(ビジクリア)などがある。 しかし、これらの腸管洗浄薬は味や服用量の多さなどから患者への負担が多く、その結果、不十分な腸管洗浄や大腸内視鏡検査の受診率低下につながると懸念されていた。
国内で用いられる主な腸管洗浄薬としては、ポリエチレングリコール(PEG)電解質製剤( ニフレック 、 モビプレップ )、あるいは塩類下剤のクエン酸マグネシウム製剤( マグコロール )、リン酸ナトリウム製剤( ビジクリア )、ピコスルファートナトリウム水和物/酸化マグネシウム/無水クエン酸( ピコプレップ )が臨床使用されている。
モビプレップ® やニフレック® は、大腸内視鏡検査の前処理として使われる腸管洗浄剤です。大腸前処置は非常に重要で、不十分な場合は不十分な検査となります。腸管洗浄剤の重要性は以下のようです。
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