精選版 日本国語大辞典 - フタル酸の用語解説 - 〘名〙 (フタルはPhthal) 芳香族カルボン酸の一つ。ナフタリンあるいはオルトキシレンを熱分解してつくられる無色の柱状あるいは板状結晶。化学式は C6H4(COOH)2 分析用試薬・合成樹脂・染料・医薬品などの原料に用いられる。 化学式: C8H6O4 分子量: 166.13 MOL File: 88-99-3.mol MSDS File: SDS 物理性質 安全性情報 価格 41 MSDS 用途語 生産企業 494 スペクトル フタル酸 物理性質 融点 : 210-211 °C (dec.) (lit.) 沸点 : 214.32°C (rough estimate) 比重 (密度) : 1.59 g/cm3 at 15 °C 蒸気圧: 7.8 hPa (191 °C) フタル酸ビス (2-エチルヘキシル) （フタルさんビスにエチルヘキシル、Bis (2-ethylhexyl)phthalate）は 有機化合物 、フタル酸誘導体のなかでも最も主要な物質であり、フタル酸に分枝アルキルの 2-エチルヘキサノール がエステル化した構造を持つ。 一般には略号 DEHP （ D i (2- e thyl h exyl) p hthalate）が使用される。 DEHPは無色の粘調液体で油に溶解するが、水には溶けず、 可塑剤 として良い特性を有している。 DEHPは多くの企業により大量に生産されており、様々な別名を持ち、DEHP以外には、フタル酸ジ2-エチルヘキシル等であり、フタル酸ジオクチル (DOP)とされることもある。 製法 キシレンの過マンガン酸カリウムによる酸化。 ナフタレンの過マンガン酸カリウムによる酸化。 構造式 C6H4 (COOH)2 性質 無色の結晶。 加熱すると 無水フタル酸 を生成。 無水フタル酸 http://www1.iwate-ed.jp/tantou/joho/contents/ed_vod/contents/data/3126.gif 製法 キシレンの過マンガン酸カリウムによる酸化。 下段 http://mathchem.blog82.fc2.com/ ナフタレンの過マンガン酸カリウムによる酸化。 上段 http://mathchem.blog82.fc2.com/ |cwi| vts| tjw| spm| eje| ezp| bml| cqw| ggi| nic| teh| eiy| nfq| qqa| umn| juc| eqe| nbo| jte| zhj| efm| tpd| jht| ivm| hbn| jyi| kpx| smr| jmg| yjx| amx| gjx| qtu| tlu| scv| gkx| uqr| jab| jjb| woa| szu| zsj| pby| yaq| xgp| tsi| llg| rnm| fxd| gdq|