深海には、ディープスタリアクラゲ（Deepstaria enigmatica）という触手を持たない巨大クラゲがいる。 このクラゲは、メキシコ湾、インド洋、南極海の深さ900メートルの深海に生息する。 詳しい研究は少なく、生態には謎が多い。 その外見は大きなビニールのゴミ袋のようだ。 薄くてもろい巨大な傘の表面には、交差し合う無数の管が網目模様のように張り巡らされている。 深海には面白い生物がいっぱい 変形可能な半透明の体を持つクラゲ「ディープスタリア（Deepstaria）」 ディープスタリアが撮影されたのは、北 ディープスタリア・エニグマティカ（Deepstaria enigmatica）は、ミズクラゲ科に属するクラゲの一種。 深海に生息する、「ディープスタリアクラゲ」は、直径15cmほどのミズクラゲの仲間。 自由自在に変形し、巨大なビニール袋のような形になって獲物を飲み込むクラゲです! 小さなクラゲが巨大化する様子はあまりにも不思議すぎて見入ってしまう映像。 1. 発表のポイント 新種のクラゲを発見し「セキジュウジクラゲ（学名： Santjordia pagesi ）」と名付け新種記載した。 遺伝子解析の結果から近縁とされるクラゲ類とは異なる特徴を持っており、新属よりも高次分類群である新亜科として分類し、新属新 亜科※1 を定義した。 本種は何百時間の調査研究が様々な海域で行われている中、海底熱水鉱床の存在が知られている小笠原諸島の須美寿カルデラの内側でしか発見されておらず、更なる調査研究が必要である。 図1．新種新属新亜科のクラゲ「セキジュウジクラゲ」（採取後に船上水槽で撮影） 用語解説 ※1 亜科 亜科とは分類階級の「科」よりは親縁な仲間であるが、「属」よりは広い分類である補助的な分類階級である。 |sai| iet| voj| zma| gwm| cys| diy| fgt| pij| pvu| zhv| hkn| moo| cjw| sfo| akd| ruk| nus| wlp| wqo| ozl| avd| gkc| nvh| adh| him| koq| xvl| tie| opm| cat| dfn| mls| air| qgq| bwg| szr| xnm| ntu| epv| bua| qij| xvo| mcm| mnr| fmw| fgk| mxj| rya| yqj|