脂肪 注入 定着 率 を 上げる 術 後
定着率を上げるために重要なのは、まず注入する脂肪の量。 脂肪注入の重要な考え方を提唱した「コールマンテクニック」というものがあります。 脂肪注入を行う際、1回の注入量を多くせず、少しずつ脂肪の層の中に注入していくことで定着率は上がります。 また、脂肪を注入する際には拡張器で注入するスペースをしっかり確保することも重要です。 しかし注入量が拡張したキャパシティを上回るとすし詰め状態になり、脂肪は壊死してしまいます。 バストを大きくしたいからといって注入する脂肪を増やせばいいというわけではないのです。 さらに脂肪の定着に重要な血流を増やすことも有用であるという報告もあります。 関連コラム:「こんなはずじゃ、なかったのに…」痩身と豊胸が実現する「脂肪注入」の失敗はなぜ起こる?
脂肪注入豊胸手術後にバストを冷やすことは、バストの腫れを落ち着かせるだけでなく、定着率を高めるメリットがあると言われており、脂肪豊胸に関する多くの学術書でも冷却ケアを推奨しています。
何度か酒井形成外科で脂肪注入をしたのですが、定着率がいいのかちょっと下膨れのようになってしまいました。一年以上経つのですがまったく吸収されないので、今度は少し脂肪吸引の手術を受けようと思っています。
①脂肪吸引 脂肪注入で注入する脂肪は、ご自身のおなかや太ももから吸引します。 脂肪吸引は先端が丸い形状をして横に穴の開いた「カニューレ」という極細の管で行います。 皮膚切開は5~8mm程度で済みますので傷跡は目立ちませんし、皮膚の中で溶ける糸を使って縫合するので抜糸の必要もありません。 ②脂肪の処理 採取した脂肪は、そのまま注入するのではなく、まずオイルや血液など不要なものを取り除きます。 その後、注入に適したサイズに脂肪を細断することで、凹凸の原因となる塊で注入されないようにします。 この過程が脂肪の生着率を大きく左右します。 当院では、脂肪注入で重要となる脂肪の処理に独自の方法を採用しています。
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