日野 ルノー
ルノー (Groupe Renault フランス語: [ɡʁup ʁəno] 、法律上: Renault S.A.)は、 フランス の 多国籍 自動車メーカー 。 イル=ド=フランス地域圏 オー=ド=セーヌ県 ブローニュ=ビヤンクール に本社を置く。 様々な自動車やバンを生産しており、過去には トラック 、 トラクター 、 戦車 、 バス /コーチ、 航空機 および 航空機エンジン 、 オートレール車両 を製造していた。 国際自動車工業連合会 による2016年のルノーは生産台数で世界第9位だった。 2017年、 ルノー・日産・三菱アライアンス の自動車の販売台数で、 ドイツ の フォルクスワーゲン・グループ についで世界第2位となった [7] 。
日野自動車がルノー公団と技術提携を締結した1953年は、フランス本国では4CVがデビューして数年を経ていたが、日本にも最適な小型4ドアセダンだったこともあり、当然日野自動車でも4CVをノックダウン生産することとなった。 ボディサイズや小型車としての性能などが、復興最中にある日本の社会にもうまくフィットしていたのは事実であった。 契約1ヶ月後に1号車が完成! ノックダウン生産でR-1062型として量産開始された日野ルノーは、1953年3月15日に第1号車が完成、以後急速に生産台数を増やして行く。 1954年型(PA55型)からはフロントのクロームメッキの飾りがフランス本国での変更に伴って3本となり (それまでは6本)、車幅灯は四角形となった。
日野自動車はフランスのルノー公団と組み、リアエンジンのルノー4CVを生産した。 それが日野・ルノーである。 1953(昭和28)年の発売当初は、部品を輸入して国内で組み立てる、いわゆるノックダウン生産だったが、のちに完全国産化され、63年までつくられた。 4CVのあと、日野はこの車をベースにコンテッサをつくり、人気を博したが、67年限りで自社ブランドの乗用車生産から撤退する。 おじさんの茶色い日野・ルノーから40年、まさかのチャンスが訪れた。 フルレストアされた63年式のステアリングを握ることができたのである。 ボディの長さと幅は、いまの軽自動車とだいたい同じだが、大きく張り出したタイヤハウスに食われて、前席の足もとは狭い。 振り返ると、なつかしいリアシートも小さかった。
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