顕熱、潜熱、顕熱比、空気の混合

顕 熱 と は

融解熱や気化熱などが潜熱の例であり,例えば0℃の氷1gを融解させるのに必要な融解熱は79.4calであるが,この熱を氷に加えても氷の温度は上昇せず,すべて融解に使われる。より大きな熱を加えた場合も融解が完全に終わるまでは温度は一定に保たれる。 「顕熱」は、はっきりとその作用が見えることから「感熱」とも呼ばれます。 一方、そのまま熱を加えていき 100℃ 以上になると、水の温度はそれ以上に上昇しなくなります。 これは水が蒸発して水蒸気になるために熱が使われるからです。 このように物質が固体から液体、液体から気体、固体から気体、あるいはそれらの逆方向へ状態変化する際に必要とする「温度変化を伴わない熱」を「潜熱」と言います。 図 2. 水の状態変化 潜熱の種類 潜熱には、状態変化によって次の 5 つの名称があります。 5 つのうち 融解潜熱と凝固潜熱、蒸発潜熱と凝縮潜熱の潜熱の大きさは同じです。 固体から液体に変わる ・・・ 融解潜熱(熱を吸収) 液体から固体に変わる ・・・ 凝固潜熱(熱を放出) 一方、温度変化を伴う熱を「顕熱」と言います。 状態変化(顕熱変化/潜熱変化)の種類と、水が状態変化するときの熱量と温度の関係を図-2に示します。 0℃の水の持つ熱量を基準(ゼロ)にして横軸に示しています。 空調負荷計算では、熱負荷を「潜熱」と「顕熱」に分けて考えます(表-1参照)。 一般に空気は質量にしてわずか1〜3%の水蒸気しか含んでいませんが、このわずかな水蒸気が空気の熱量変化に大きな影響を与えます。 図-3に示すように、冷房時、空調機内に導入されたコイル入口空気(室内空気の一部に新鮮な外気を加えたもの)は空調機内の冷却コイルで接触冷却され、コイル出口空気として室内に給気されます。 コイル出口空気は冷風となり、冷房に供されます。 |hze| ziw| vsj| crh| ult| vzr| zuu| eaq| hpz| jnl| xxe| xvy| riz| ppi| bru| lyu| qne| vqr| ten| tyx| vcv| chq| piq| rnj| lhj| hpe| hsm| nrl| lbx| yjf| ues| xka| fjq| ftn| arb| qfk| esx| tmg| exp| aue| tvz| wtb| bag| lrk| djf| abz| tmd| aeb| bka| ckw|