トマト を 食べる 幼虫
幼虫の体長は20~40 mm、イモムシの形状で緑色・淡いオレンジ色・黄褐色をしているものが一般的と言われています。 名前は似ていますが、タバコガと オオタバコガ は種が異なります。 トマトなどのナス科の植物に発生しやすいのがタバコガで、幅広い植物に付着するのが オオタバコガ です。 6月~8月頃に成虫が夜間に飛来して植物の葉や茎に卵を産み付けます。 オオタバコガの被害の特徴 オオタバコガ は、多くの植物を餌にします。 トマト・ナス・ビーマン・キュウリ・オクラといった果菜類をはじめ、キャベツ・ハクサイ・レタス・ブロッコリー・カリフラワー・キク・カーネーションなど幅広い植物で食害を引き起こしています。 植物の葉や茎を食べたり、果実・花蕾などに1cm程の穴を開けて中身を食べていくことが多いです。
【今回の動画について】カマキリ日記171で、ミニトマトに頭を突っ込んで食べている緑色の幼虫(オオタバコガ)の成長記録を見たい方がいるか
オオタバコガの幼虫は、トマトの葉や茎、蕾、果実を食害します。 葉や果実に小さな穴が開いている場合、オオタバコガがいる可能性が高いでしょう。 蕾を食べられて花が咲かない、茎を食われて株が枯れたという被害もあります。 5月下旬頃から成虫が発生し、トマトの葉や茎に卵を産み付けます。 1匹の総産卵数は500〜600個ほど。 一晩で200〜300個産んだ例もあり、放っておくと大量の幼虫が生まれます。 幼虫が活発化するのは7月上旬から。 7〜10月にかけて約1カ月間隔で発生し続け、トマトに害を与えます。 高い気温と乾燥した日が続くと増殖しやすいため、雨の少ない夏は特に注意してください。 オオタバコガの幼虫は食欲旺盛で、1匹でも大きな被害を引き起こします。 見つけたらすぐに取り除きましょう。
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