薬師 十 二 神 将
十二神将 (じゅうにしんしょう) は、薬師如来(やくしにょらい)という仏が従える、12人の武装した守護神、いわばガードマン集団です。 この像は十二神像のうち戌神(じゅつしん)。 十二支(じゅうにし)の中の「戌」(いぬ)を意味します。 ヒノキの木から彫り出し、全体に色を付けた像です。 よろいを身に着けた武将の姿で、右手に斧をもち、腰を左にかがめ、左手を眉の上にかかげています。 まさにガードマンが目をこらして、外敵を見張っているかのようです。 ひじを曲げて構えた左腕、外側に向けて踏み出した足から、全身に込められた力や、筋肉の緊張が伝わってきます。 そして、逆立った髪の毛の真ん中に注目してください。 犬の顔が彫り表されているのがわかるでしょうか?
日本 の 造像 では 天平時代 の 新薬師寺 塑像が最古。 平安時代 以降、頭上に 十二支 の動物をつけたものが現れるが、諸仏と結びつけるについては諸説がある。 十二神明。 十二神明王。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 改訂新版 世界大百科事典 「十二神将」の意味・わかりやすい解説 十二神将 (じゅうにじんしょう) 〈薬師経〉を信奉する者を守る12の夜叉神将のことで,十二夜叉大将,十二神王などとも呼ばれる。 薬師如来の眷属(けんぞく)であり,薬師如来像の侍者として表現される。
1997/02/14 三体正面 (台座持物共) 昭和十四年(一九三九)頃まで神奈川県横浜市の太寧寺 (たいねいじ)に伝来した一具。 同寺には本一具が随侍 (ずいじ)していた薬師如来および日光・月光菩薩像がいまも本尊として祀 (まつ)られている。 像高一尺五寸に満たない小像だが、各像の表情や身ぶりに少しずつ変化をつけながら軽妙にまとめる構成は巧みであり、鎌倉時代以降の十二神将像に時折みられる、頭上にいただいた十二支獣の性格を面相に投影させる手法も効果をあげている。 亥神のみ後補で、未神の面部も近代の補作である。 いずれも旧台座の裏に墨書 (ぼくしょ)があり、文政元年(一八一八)に江戸仏師の浅井宗啓により修理されたことがわかる。 (山口隆介) なら仏像館名品図録.
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