耳 石器
内耳には、三半規管の根元あたりに重力や体の方向を感知する 「耳石器」 という器官があります。 この中には、 耳石 と呼ばれる石のようなものがあり、それが剥がれて、三半規管に入り込むことで発症します。 上を向いたときなど、頭の位置を変えたときに動くと、耳石が三半規管を満たしている内リンパ液が動き、ゼラチン状の クプラ という神経の一部がその動きを感じ取ってめまいが起きます。
耳石器は 加速度 や 平衡感覚 をつかさどる器官です。 めまいの原因の半数ほどを占める内耳にある炭酸カルシウムでできた無数の石。 この耳石が本来貼りついている位置からストレスや老化などの原因で剥がれ、三半規管に入り込み、めまいを起こします。 耳からの平衡感覚の情報は先ほどの前庭神経によって脳幹に伝えられます。 この神経や脳幹に原因がある場合もめまいを感じます。 耳石性のめまいは 頭の向きを変えた時にぐるぐる目が回ります 。 ひどいものでは、歩いている時や座っていても頭を少し動かすだけでめまいを起こします。 耳鼻科では「 眼振 」 (めまいがある時に出る症状。 目が揺れているかどうか) を確認します。
半規管と耳石器は平衡覚に関与する末梢器官である。 それらは、聴覚の受容器である 蝸牛 とともに内耳(迷路とも呼ばれる)を形成する。 半規管は頭部を回転した場合に生じる 回転加速度 ( 角加速度 )を受容し、耳石器は、頭部の傾きや乗り物やエレベータに乗った場合に生じる 直線加速度 を受容する(頭部の傾きの検出も、 重力 方向、すなわち直線加速度を感知することである) [6] [7] [3] 。 目次 1 半規管 2 耳石器 3 関連項目 4 参考文献 半規管 半規管は、上皮細胞と間葉性細胞の裏打ちからなる膜でできており、3/4周ほどの環状をした管状の構造物であり、内部は 内リンパ液 で満たされている。
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