中心 静脈 栄養 カテーテル 留置
CVポート(皮下埋め込み型中心静脈アクセスポート)とは、中心静脈カテーテルの一部で、抗がん剤や高カロリー輸液の投与に使用します。 IVHカテーテル(中心静脈カテーテル)と違い、末梢を直径2~3cmのリザーバータンク(ポート)に接続し、外科的処置にて皮下に埋没させます。 ポートの中心にはセプタムと呼ばれるシリコンゴムが埋め込まれており、ヒューバー針と呼ばれる専用の針を皮膚の上から刺入し、カテーテルを通じて中心静脈内に薬液を注入します(図1)。 カテーテルの刺入部は鎖骨下静脈や内頸静脈、または抹消静脈や大腿静脈のこともあります(図2)。 ポートの位置はカテーテルを刺入した部位の近くのほか、前胸部または上肢や下肢の場合もあります。 どこに埋め込まれているか確認しておきましょう(図3)。
静脈栄養法の適応の大前提は、中心静脈栄養法、末梢静脈栄養法ともに、. 様々な状況によって消化管が使用できない. あるいは使用すべきではないと医師が判断した場合. 使用できても不十分な場合がある. という判断基準があります。. その上で、中心静脈
中心静脈カテーテル挿入および留置に関する説明・同意書(例) 【挿入目的】 中心静脈カテーテルとは、カテーテルという細い管を心臓に近い太い静脈に挿入するものです。 カロリー(栄養価)の高い点滴をする、種々の薬剤を投与する、心臓や循環の状態を評価する、血液透析を行うなど、様々な効果的治療をすることが可能になります。 【 合併症について】 中心静脈カテーテルの挿入は、全身状態や挿入のリスクを考慮し、挿入する部位を選択します。 慎重に挿入しますが、中心静脈カテーテルの挿入は、十分に注意して行っても一定頻度で以下に示すような合併症を起こすことが知られています。 合併症が起こるリスクがあっても、カテーテルを挿入する必要がある場合には、患者さんにご納得いただいたうえで実施します。
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