電気 料金 デマンド
基本料金計算の根拠となるのが最大需要電力(デマンド値)です。 高圧受電500kW未満のお客さまの場合、その月と過去11ヵ月の最大需要電力(デマンド値)の中で最も大きい値が基本料金の計算に使用されます。
一般的にデマンドには色々な意味がありますが、電気料金の話に出てくるデマンドは、 30分間の平均使用電力 です。 電気メーターでデマンドを計測して、これを元に電気料金の基本料金を算定しています。
従量による電力量料金は、定期検査や定期補修として事前に決められた時期に電力供給を受ける場合、約14.5円/kWh程度の電気料金になるが、定期検査や定期補修以外に急遽電力を供給しなければならない場合は、約17~18円/kWhという高い単価が請求される
節電対策にはデマンドコントロールシステムが有効です。最大デマンドを抑制することで、電気の基本料金の低減につながります。お客さまの電力の使用状況の把握にデマンドコントロールシステムの導入をお勧めします。
なお、電気料金プランによっては、1月や11月など、指定月の最大デマンド値を基準にされる場合があります。 そのため、ある月の一瞬だけ平均の2倍や4倍の消費電力量を記録してしまった場合、翌年の電気料金が急激に高くなってしまいます。
デマンド値とは30分間の消費電力の平均値で、基本料金に関わってきます。 デマンド値を理解し、電気の使い方を気をつけることでデマンド値を抑え、電気料金を下げることにも繋がっていきます。
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