絨毛 膜 下 血腫 妊娠 中期
絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)とは、超音波検査で胎囊(赤ちゃんを包んでいる袋)の周りに血腫(出血した血液が溜まったもの)ができた状態のことを言います。 一方、「切迫流産」とは、妊娠21週までの間に「流産になるかもしれない症状」があることを示します。 症状には、性器出血・腹痛・子宮頸管長の短縮があります。 そして、切迫早産に伴う性器出血で最も頻度の高い原因が絨毛膜下血腫です。 つまり切迫流産の原因の一つが絨毛膜下血腫、ということになります。 また、性器出血の自覚はないけれども超音波検査で血腫がみられ、絨毛膜下血腫と診断されることもあります。 発症頻度は報告により大きく異なりますが、最大で全妊婦さんの22%に認められたという報告もあります。
絨毛膜下血腫は妊娠初期に発症し、ほとんどの場合は妊娠中期までに自然消滅します。 出血の量は、血腫ができる場所が影響し、子宮口近くに血腫ができると出血量が多くなります。 生理のときの出血量よりも少ない程度であれば、診察時間外に受診する必要はありません。 注意すべきは、妊娠中期を過ぎても出血が収まらず血腫が慢性化するケース。 継続的な出血や血腫が原因で胎盤に色素が沈着すると、胎盤の機能に悪影響を与え、自然流産、常位胎盤早期剥離、死産、早産、前期破水、胎児発育遅延など、幅広い疾患を引き起こす危険性があるからです。 胎児は子宮内の羊水を飲んだり排出したりして肺を膨らませ、肺呼吸の準備を進めますが、血腫が大きくなると羊水の量が不足することから、生まれてからも新生児肺疾患になるリスクも指摘されています。
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