タクロリムス リウマチ
タクロリムス(TAC) ミゾリビン(MZB) イグラチモド(IGU) レフルノミド(LEF)は メトトレキサート(MTX)(リウマトレックス®、メトレート®など) 関節リウマチの治療において最も基本となる重要な薬です。 海外では「アンカードラッグ」(アンカー=錨)と呼ばれ、治療の中心的役割をはたす、もっとも重要な薬、ということになります。 この薬剤が臨床で使われるようになって20年が経過し、関節リウマチの診療は大きく変わったといわれます。 継続率が高く他の薬剤に見られるようなエスケープ現象が少ないこと、骨破壊が進行する患者の破壊抑制効果が認められること(他のページで紹介する生物製剤やJAK阻害薬以外に、骨破壊抑制を示したのはこのMTXのみです。
免疫に関与するT細胞に作用し、炎症に関わるサイトカインの産生を抑えることにより炎症を抑え、重症筋無力症の筋力低下、関節リウマチの関節の腫れ・痛み・こわばり、ループス腎炎の尿蛋白などの腎症状、難治性の潰瘍性大腸炎や多発
9.関節リウマチの場合:タクロリムスとして3mgを1日1回夕食後に経口投与する。なお、高齢者には1.5mgを1日1回夕食後経口投与から開始し、症状に
例えば、関節に対する自己免疫疾患が関節リウマチであり、全身のあらゆる部分で炎症が起こる場合は全身性エリテマトーデスとなります。 これらの疾患は免疫が過剰に反応していることによって病気が起こっています。 そのため、 免疫の働きを抑えることができれば、病気の症状も鎮めることができると分かります。 このような働きをする薬がタクロリムス(商品名:プログラフ、グラセプター)です。 免疫の中でも細菌などの異物を認識して抗体産生に関わったり、病原微生物を直接殺したりする重要な細胞としてT細胞があります。 このT細胞の働きを抑えることができれば、免疫の働きを弱めることで拒絶反応や自己免疫疾患による症状を抑制することができるようになります。
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