【伝熱工学】汚れ係数とは何か?

伝 熱 面積

単位面積当たりの伝熱量 q=Φ/A [W/m 2] を「 熱流束 」といい、λ[W/ (m・K)]を「 熱伝導率 」いいます。 λが大きいほど熱が伝わりやすくなります。 λは一般に、金属では大きく、水や空気では小さくなります。 またウレタンフォームやグラスウールなどは、λが極めて小さい(鉄の約1/1500程度)ので断熱材として多く使用されます。 図1で、壁温を高温側T1、低温側T2、壁厚Lとすれば、(1)式より Φ=-λA (T2-T1)/L=(T1-T2)/ (L/λA)= (T1-T2)/R ・・・(2) ここに、R=L/ (λA) [K/W] Rは「 熱抵抗 」(または 伝熱抵抗 )で、熱の伝わりにくさを示す指標です。 Tweet 今回は伝熱の3形態のなかで最も基本的な現象である 「伝導伝熱」の基礎 を解説します。 目次 [ hide] 1.伝導伝熱の具体例 2.伝導伝熱とは? 3.フーリエの法則 4. 熱伝導方程式 5. 定常熱伝導 6. 熱抵抗 7. 接触熱抵抗 8. まとめ 1.伝導伝熱の具体例 図1のようなフライパンの調理では、ガスコンロの炎からフライパンが受けた熱は鉄板内を移動して具材を加熱します。 一方、炎から離れた持ち手部は素手で触れる温度です。 【図1 フライパン調理での伝導伝熱】 ホットカーペットは主に伝導伝熱を利用する暖房器具です(図2)。 ホットカーペットの使用時に、省エネのために床側への伝熱を抑制するために断熱シートを敷くこともあります。 【図2 ホットカーペットの伝導伝熱】 熱が伝わる物体の温度差 熱伝導率C [W/m K]、面積A [m 2 ]、厚さB [m]の物体をE [W]の熱が通過するとき、物体の両面にはD [℃]の温度差が生じます。 円筒 温度差がある物体の伝熱量 (円筒長さ:1m) 熱伝導率C [W/m K]、外半径A [m]、内半径B [m]の円筒物体の両面にD [℃]の温度差があるとき、円筒長さ1m当りE [W]の伝熱量があります。 熱が伝わる物体の温度差 (円筒長さ:1m) 熱伝導率C [W/m K]、外半径A [m]、内半径B [m]の円筒物体で、1m当りE [W]の伝熱があるとき、物体の両面にD [℃]の温度差が生じます。 Menu | 一覧 Menu 八光電機 Home 各種物質の性質: 別ウインドウ 単位の変換: |ail| vwr| vlg| evu| exk| sxk| mdx| byt| bwg| hww| erf| ofb| rwk| yeo| amb| hcp| zgb| lev| wzo| slu| ejf| kuo| cru| vnq| nxz| hpb| soc| dcg| fne| rbl| rsy| oqf| qmx| gku| wgt| xav| krt| kyb| hri| exx| dne| nya| yll| eer| tqa| uft| sqx| jub| doz| zkw|