輪状 甲状 間 膜
輪状甲状間膜(靱帯)切開・穿刺は,従来の外科的輪状甲状間膜切開であっても,ガイドワイヤーを用いた経皮的輪状甲状間膜穿刺であっても,皮膚および輪状甲状間膜に切り込みを入れ,そこから人工エアウェイを気管に挿入する方法である。 輪状甲状間膜切開・穿刺は,気管挿管が禁忌であるか,他のチューブ挿入法では気道に到達できず,暫定的な気道管理および換気方法(すなわち,ラリンジアルマスクなどの声門上器具)で十分な換気および酸素化が得られない場合に,緊急に施行されるのが一般的である。 ( 気道確保および管理 も参照のこと。 )
2020-04-25 輪状甲状間膜穿刺・切開のやり方 ICU 救急外来 最も多い声門上異物の場合を考える。 窒息を疑う場合、1歳以上ではHeimlich法を試みる。 反応がなくなった場合は心肺蘇生を開始する。 指や 喉頭 鏡や鉗子を使用し非侵襲的な除去を試みる。 非侵襲的な方法でも解除されず引き続き換気が出来ない場合は侵襲的気道確保が適応となる。 一時的な処置であり気道の確保が目的。 施術をするのがゴールではなく換気を行う事がゴール。 輪状甲状間膜の解剖学的位置 上図の③に相当。 (医師国家試験110C-2) 道具 穿刺:キット仕様が多い。 クイックトラック ミニトラック Melker緊急用輪状甲状間膜切開用 カテーテル セット
輪状甲状膜 輪状軟骨 図1 輪状甲状膜の解剖 声門下気道で一番皮膚に近い気道である.通常体格の成人では皮膚から輪状甲状膜まで平均7mm である. る.皮膚切開部に明らかに肉眼で確認できる静脈が認められるときは, 切開時に血管を避ける.皮膚切開により出血した場合には,圧迫止血をしながらカニュー レ挿入を優先する. II 緊急輪状甲状膜切開の適応と生理学 緊急輪状甲状膜切開の適応となる症例は,上気道に解剖学的な異常がある,または病変が生じた症例である5). 顔面外傷などで咽頭・喉頭の解剖学的変化が生じ,喉頭の構造が把握できない症例の場合には絶対適応となる.このような症例は当初から輪状甲状膜切開の必要性に疑う余地がないため,医師も比較的初期に手技開始の決定ができる.
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