髄 液 検査 怖い
脳脊髄液検査 腰椎穿刺 (ルンバール)とも呼ばれ、腰の背骨の間に針を刺して、脊髄 (腰髄)を浸している脳脊髄液を10ml弱採取する検査です。 髄膜炎などの病気でも行ないますが、CMTや慢性炎症性脱髄性多発神経根炎 (CIDP)の患者でタンパク成分が増えていることがあります。 局所麻酔をして針を刺しますが、針を動かしている間は痛みを感じることが多いです。 ベッドに横向きに寝て真後ろから針を刺されるので、全く検査の様子は見ることができません。 そのため不安感も強くなって、痛みを強く感じさせるかもしれません。 膝を抱えるようにできるだけ丸くなると、腰の骨の間隔が開き易くなります。
髄膜炎とは、脳や脊髄の表面を覆う"髄膜"と呼ばれる3層の膜に細菌、 ウイルス 、カビなどの病原体の感染、 がん や 自己免疫疾患 (免疫の異常による病気)によって髄膜に炎症が生じる病気のことです。 髄膜と脳・脊髄の間には"髄液"と呼ばれる液体が循環するように流れています。 通常、髄液は非常に清潔な状態で保たれていますが、 外傷 や病気などによって髄液中に病原体や炎症を引き起こすがん細胞などが入り込むことによって発症するとされています。 発症すると発熱、 頭痛 、吐き気・嘔吐などの症状を引き起こしますが、重症化すると意識消失やけいれんなどの神経症状を引き起こすことも少なくありません。 特に細菌が原因の髄膜炎は急激に悪化して命に関わるケースもあるため、早期発見・早期治療が重要と考えられています。
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