中村 もしほ
20歳で四代目中村もしほを襲名し『白石噺』のしのぶを演じた。 当時の当たり役に『鎌倉三代記』の三浦之助、『十二時会稽曾我』の曾我十郎、『二条城の清正』の秀頼などがある。 30歳で東宝劇団へ移籍してから立役に進出し、長谷川伸の作品などで芸域を広げた。 その後いったん大阪で修業したあと、帰京して、敬愛する菊五郎の娘婿となり、あらためてその厳しい指導を仰いだ。 昭和24年に菊五郎が没し、翌年東京劇場で十七代目勘三郎を襲名。 以後、吉右衛門一座でめきめきと売り出し、亡き菊五郎の得意とした役で吉右衛門の相手役を演じた。 『寺子屋』で吉右衛門の松王に源蔵を、『鈴ヶ森』で吉右衛門の長兵衛に権八をつとめ、それぞれ好評を得た。 得意とした役は数え切れないほどあるが、菊五郎から学んだ役々が大きな領域を占める。
昭和十年、中村もしほ(後の十七世中村勘三郎)に付き、東宝劇団に入る。 十五年、もしほと共に松竹へ復帰し、関西歌舞伎に所属する。 松竹会長白井松次郎に認められ、もしほが東京に帰った後も一人関西にとどまり、美貌の女方として、めきめきと
初名=中村 米吉(3代目),前名=中村 もしほ(4代目)(ナカムラ モシホ) 屋号 中村屋 生年月日 明治42年 7月29日 出生地 東京市 浅草区猿若町(東京都 台東区) 経歴 3代目中村歌六の三男。大正5年3代目中村米吉で初舞台を踏み、昭和4年4代目中村もしほを襲名。10年東宝
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