洞 頻 脈 と は
洞不全症候群の主要な病型の1つに 徐脈頻脈症候群 があり、心拍リズムが遅くなる徐脈の期間と、 心房細動や心房粗動 など心房由来の頻拍性不整脈がみられる期間が交互にみられます。 徐脈 洞不全症候群は主に高齢者で起こり、特に他の心疾患や 糖尿病 のある人でよくみられます。 最も一般的な原因は、洞結節での瘢痕組織の形成(線維化)です。 線維化の原因は通常は不明ですが、洞不全症候群の既知の原因としては、薬(ベータ遮断薬、その他の抗不整脈薬)、迷走神経からの過剰な刺激による心拍の抑制、血流を抑制する病気( 冠動脈疾患 )や炎症を引き起こす病気( リウマチ熱 または 心筋炎 [心筋の炎症])などがあります。 洞不全症候群の症状 多くの種類の洞不全症候群では、症状がみられません。
洞結節からの刺激発生頻度が高くなることで頻脈状態となる。 この場合、心拍数は100/min~180/min程度となるが、発作性上室頻拍 (PSVT)と異なり、心拍は徐々に上昇する。 P波はQRS波の前に存在し、比較的認めやすい。 血圧は正常か、やや上昇する。 (C)2004 Cardiac Nursing Educational Society
洞性頻脈の原因と対処 洞性頻脈のまとめ 洞性頻脈 図1 の心電図を眺めてみましょう。 図1 洞性 頻脈 の心電図 忙しく波形が出現していますが、規則正しい繰り返しです。 P波は陽性で同じ形で、一定間隔で出ているようです。 洞性P波でよいと思います。 では計測しましょう。 PP間隔は10コマで、正常下限の15コマよりも短くなっています。 0.04×10=0.4秒間隔でP波が出現しています。 心房 心拍数 は1500÷10(または60÷0.4)=150回/分で、100回/分以上ですから頻脈です。 PQ間隔は3コマ(0.12秒)で一定、QRS波は2コマで正常です。 PQ間隔は一定なので、PP間隔=RR間隔であり、心房心拍数=心拍数となり、この心電図の心拍数は150回/分です。
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