インプラント 年 取っ たら
個人差はありますが、10年経過したインプラントの生存率は約90%といわれており、目安として 10~15年 ほどです。 世界でも有数のインプラントメーカーのインプラントを用いた臨床研究では、10年後に98.8%のインプラント生存率が報告されています。 歯科医師のインプラントを埋め込む技術はもちろんですが、術前の検査をしっかり行い、噛み合わせが考慮されたインプラントが埋め込まれ、その後の歯科医院でのメインテナンスを受けることを怠らなければ長く使い続ける可能性は高まります。 よって、インプラントの寿命は、歯科医師の技術に加えて 噛む力や噛み癖インプラントを取り巻く歯周組織の状態 により、早まってしまう可能性があるということです。 下記で寿命を縮めてしまう要因を見ていきましょう。
インプラント治療は、年取ったらできないの? 編集部 インプラント治療に、年齢的な上限はあるのでしょうか? 薄井先生 「上限はない」と思います。 ただし、高齢になるほど高血圧や糖尿病、骨粗しょう症の罹患(りかん)率が上がりますので、その結果、施術できないケースはあるでしょう。 編集部 しかし、寝たきりや認知症になると、セルフメンテナンスや通院がしづらくなるのでは? 薄井先生 たしかにそうなのですが、寝たきりの患者さんが入れ歯を使い始めたら、起き上がれるようになったという症例もあります。 インプラントも同様で、 「きちんとかめる」ことが、脳の機能的にも栄養学的にも、好影響 をもたらすかもしれないのです。 厚生労働省も、かむことと健康寿命の関連性を明らかにしています。 編集部
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