心臓 血管 詰まる
動脈硬化による狭窄(細くなる)や閉塞(詰まる)は、全身の動脈に起こります。脳の動脈が狭窄・閉塞すると一過性脳虚血発作や脳梗塞を起こし、心臓の冠動脈が狭窄・閉塞すると狭心症や心筋梗塞を起こします。手や足の動脈が狭窄
狭心症とは、心臓の冠動脈[かんどうみゃく]が詰まって狭くなり、十分な酸素や栄養分が届かなくなる病気です。 冠動脈(冠状動脈とも呼ばれます)は、心臓を動かす筋肉である心筋に酸素と栄養分を送る血管で、大動脈から分岐し、心筋を外側から覆うようにして走っています (※図1) 。 右冠状動脈と左冠状動脈がありますが、後者はさらに左前下行枝[ひだりぜんかこうし]と左回旋枝[ひだりかいせんし]に分かれます。 この3本の冠動脈のうち、1本が詰まった状態を1枝病変、2本を2枝病変、3本すべてが詰まった状態を3枝病変と呼びます。 言うまでもなく、詰まった箇所が多いほど重篤です。 狭心症と心筋梗塞の違い
心筋梗塞とは、心臓の血管・冠動脈が詰まることで血液を全身に送り出すことができなくなり、突然死につながることもある病気です。 年間およそ4万人が心筋梗塞で亡くなっています。
心臓自身に栄養や酸素を送っている冠動脈が動脈硬化などで狭くなり、心臓が酸素欠乏に陥る状態(狭心症)や、血管が詰まってしまって、心臓の一部が死んで動かなくなる状態(心筋梗塞)があります。 生活習慣病とかかわる重大な病気で、最初の発作で『突然死』することもあります。 弁膜症 心臓の中には、血液の流れを一方通行にして逆流を防ぐ弁が4つあります。 これらの弁の障害による病気が弁膜症です。 これには、弁が硬く開きにくくなる「狭窄症」と、弁が閉じきらずに血液が漏れてしまう『閉鎖不全症』があります。 多くは小児期にかかるリウマチ熱という病気の合併症で、20歳代で弁の異常が進行し、30~40代になるとそれがはっきり現れるようになります。 弁膜症には、先天性のものや、動脈硬化などの結果生じるものもあります。
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