北海道 農業
北海道は日本一の農業地帯であり、数々の作物で生産量1位を記録していますが、法人化やICT、担い手不足などの課題もあります。北海道の農業の特徴や課題、そして、農業市場の動きについて解説します。
北海道は、寒冷で積雪期間が長いなど厳しい自然条件下にありますが、明治以来、欧米の近代的な農業技術の導入や生産基盤の整備などによりこれらを克服し、稲作、畑作、酪農などを中心とした生産性の高い農業が展開されています。第1 北海道農業の特色 ・北海道は、全国4分の1の広大な耕地面積を活かして大規模で専業的な農業経営が展開されている。 ・北海道の1経営体あたり経営耕地面積は34.0ha (都府県の14.2倍)で、農業経営体のうち法人経営体の割合は13.6 %(都府県は3.2 %)で、個人経営体のうち主業経営体の割合は63.8%(都府県は19.0%)。 ・北海道の農業産出額は、1兆3,108 億円で、全国の14.8%(全国1位)を占めており、生乳、ばれいしょ、たまねぎ、軽種馬、小麦など多くの品目が全国1位である。 ・カロリーベースの食料自給率は223%で(全国1位)我が国最大の食料供給地域として重要な役割を担っている。 1 北海道農業の全国に占める割合 。
北海道は上位の野菜が多いので、そのほかの野菜については下の表で確認してください。 参考までに、北海道の人口は約518万人。全国の人口に占める割合は約4.1%です。 ※表の項目を クリック すると並べ替えられます。
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